上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

次回予告

来週の・・・・・ ウルトラマンファイア は

          北へ!(後篇)
                          
             お送りします


重甲怪獣 ドモス
南極怪獣 ペギラ
牙獣    トドラ
次元竜鳥 クオン
       ベビークオン 登場。

この空間の正体は何か。脱出方法はあるのか。
離れ離れになった特専の隊員達に、寒さに力奪われるファイアに、
凶暴な怪獣軍団が襲い掛かる。

来週のウルトラマンファイアをご期待下さい。

提供は、鷹見作品工業株式会社でございました。

スポンサーサイト

#7 北へ!(前篇) (Bパート)

←Aパート

32、LEAD基地・統合司令室  
                 
       S「LEAD本部・統合司令室 a.m.11:47」
       厳しい顔で通信しているホシノ。
ホシノ 「ソードBLUEの消息はまだわからないのか」
隊員  「(無線画像/OFF)はい。・・・・・それに、捜索の打ち切り、
      帰還命令を受けまして・・・・・」
ホシノ 「(憤怒)帰還命令!? 私はそのような命令は出していないが!」
       司令室の扉が開き、誰かの足元。
声   「それは私の命令だ」
ホシノ 「!」
       パイプを咥え、一人の外国人が立っている。

33、ソードBLUE内                       

       ヒダカとハラが戻ってくる。
ヒダカ 「どうだ、飛べそうか?」
       コクピットの下に潜って修理をしていたイヌイ。
イヌイ 「それがナカナカ・・・・・。スタビライザーがいかれちゃったみたいで、
     ちっとキツイっス」
ハラ  「ん? 優等生はどこにいったんだ?」

       隅っこで毛布を被って震えているリオ。
       ハラ、その毛布を引き剥がす。
ハラ  「おまえなあ、もっとシャキッとしろよ!」
       毛布を取り返すリオ。
リオ  「でも、本部と通信もできないし、暖房の燃料もいつ無くなるか
     知れないんですよ」
ヒダカ 「そこなんだが、どうやらここは、北極ではないらしい」
リオ  「え!?」
ヒダカ 「シーバーに位置情報が表示されない。妨害電波かなんかが
     でてるわけじゃなさそうだし、地球上ではこんなことにはならないはずだ」
イヌイ 「地球じゃない!? じゃあまさか宇宙にでも来ちゃったとか・・・・・!?」
ヒダカ 「そのまさかかもしれないな。あのオーロラが超空間の
     入り口だったらしい」
リオ  「そんな・・・・・じゃあ救助も・・・・・来ない・・・・・」
       どん、と胸をはたいて、
ハラ  「よし、じゃあ俺があっためてやる!」
リオ  「ホントですかぁ?」

       全員興味深そうにハラを見る。

ハラ  「そうなんです!」

34、ソードBLUE外                       

       BLUEに降り積もった雪が、ドサッと落ちる。

35、ソードBLUE内                       

       カップ麺から湯気が立ち上る。
イヌイ 「まさか、ハラ隊員の隠し食料が役にたつとは」
ハラ  「感謝しろよ、今回は特別だぞ」
       リオ、いち早くスープまですすり完食した。

36、雪原                             

       外に出てきた4人。
       リオはまだ毛布を被ったままである。
リオ  「中でじっとしてましょうよ。ここが何処かも分からないのに」
ヒダカ 「それを調べるのさ。ただじっとしていてもつまらないだろ?」
ハラ  「しっかし・・・・・見渡す限りの銀世界。ホントのホントは
     やっぱし北極のど真ん中なんじゃねえか」

       小高い氷山の向こうから、甲高い鳴き声が聞こえる。

7-5

       盆地で、次元竜鳥クオンの群れがくつろいでいる。
       氷山の上から観察する特専。
イヌイ 「あいつら・・・・・怪獣っスか!?」
ヒダカ 「まず動物図鑑には載ってないことは確かだ」
ハラ  「(指差して)お、おいあっち!」

       ギャアオオウ!

       遠くから低い鳴き声が轟く。

       ズグン、バキバキ。ズグン、バキバキ。

       重い足音と、地面が陥没する音。
       雪原の果てに、重甲怪獣ドモスが現れる。

7-6

       その口からこぼれるクオンの羽毛。
       大混乱のクオンの群れ。
ヒダカ 「北極にしては、いやに騒がしいな」
リオ  「昔から海で飛行機が行方不明になる話は聞いていましたが、
     まさか私達もその仲間入りをするなんて・・・・・」
クオン(リーダー)
 「クオオオ・・・・!」
       リーダー格の一匹の鳴き声で、統率を取り戻す群れ。

       一斉に羽を掲げ、振るわせ始める。
       すると、それぞれの羽の振動が美しい音を共鳴させる。
       その音を嫌がり、苦しむドモス。

リオ  「きれいな音・・・・・まるで歌っているようです」
ハラ  「でもアイツの耳には只の騒音に聞こえてるみてえだ」
イヌイ 「ハラ隊員の歌と同じっスね」
       ひっぱたかれるイヌイ。

       ドモス、暴れて群れに向かって氷塊を撒き散らす。
       その衝撃で共鳴が乱れ、音が止む。
       進撃し直すドモス。
       逃げる群れが、一斉に特専のいる氷山を駆け上がってくる。

       その混乱に巻き込まれる特専。
       コロコロ・・・・・と球体がリオの前に転がってくる。
       拾うリオ。
リオ  「ほかほかだ・・・・・」
       球体は、ぼやーっと赤く点滅している。
       リオ、こっそりと懐にしまう。
       あっという間に特専の周りを走り去る群れ。
ハラ  「ヤバイぞ! 今度は俺達が狙われる!」
       迫るドモス。
ハラ  「ソードがやられたら俺達、凍死確実だァ!」

       ビシュッ! ドモスにビームが命中する。

       オーヴァル・ショットを構えたヒダカ。
ヒダカ 「怪獣をひきつけてくる」
       走っていくヒダカ。
ハラ  「大将!」
       ズウン! ヒダカを追って向きを変えたドモス、
       その踏み込みで、雪原に亀裂が走る。
ハラ・イヌイ
    「う、うわあ!」
リオ  「ハラ隊員! イヌイ隊員!」
       その亀裂は、ハラ・イヌイとリオを分断し、
       リオの乗る地盤のほうは大きく沈降、
       その崩落に巻き込まれるリオ。

37、そこから少し離れた雪原(吹雪)                

       天候が吹雪いてくる。
       背後にショットを放ちつつ、走ってくるヒダカ。
       それを追うドモス。
       周りを見て、ソードからだいぶ離れたことを確認し、
       ヒダカ、ブレイズタイマーを取り出す。

       変身!
hensin1

hensin2

hensin3

       ウルトラマンファイア登場。
       ドモスが豪腕で襲い掛かる。

7-7

       いつものように飛びかかってパンチ・・・が、
       ドモスの分厚い肉体はこの衝撃を吸収してしまう。
       吹雪の中で動きが鈍いファイア、ドモスに圧倒される。

       ぶちかましからネックロックを受け、ほどいた所で
       豪腕にはじきとばされるファイア。
       タイマーがいつもより早く点灯する。
       しかしファイア、Burst Limitに変わらない。
       焦るファイア。
       そこをドモスに捕まり、締め付けられていく。
       苦しみもがくファイア、タイマーが激しく危険を告げる。
ファイア「ダハーッ!」
       捨て身の足蹴りで、ドモスを跳ね飛ばす。

       その尻尾をつかみ、ジャイアント・スイング!
       渾身の力を込め、ドモスを投げ飛ばす。

       ドオン!

       脳震盪をおこし、立ち上がれず、そのまま気絶するドモス。
       それを見て、膝をつくファイア、空へ。

38、その上空                           

       ぐるっと上空を一回りするファイア。
       辺りは雪と氷しかない。
       高台を見つけ、両手からリング状の光線を出す。
       すると、ファイアの姿が薄くなり、消える。

39、高台                             

7-8

       リング光線から、ヒダカが現れる。
ヒダカ 「この世界では、太陽エネルギーが十分に発揮できない・・・・・
     だから暴走も起こらなかった・・・・・。
     どうやらとんでもないところに迷い込んだようだ」
       と、氷山の上に座礁した測量船の姿を見つける。
ヒダカ 「あれは・・・・・!」
       重い足取りで進むヒダカ。
       吹雪が舞う。

40、LEAD基地・統合司令室                   

       S「LEAD本部・統合司令室 a.m.11:57」
       ホシノに事の次第を報告しているFAST。
サワタリ「はい。確かに我々の目の前で、ペギラは姿を消しました」
ホシノ 「そうか・・・・・」
       椅子に座っていた外国人がふりかえる。
ジェイ 「彼らが、極東支部ご自慢のFASTか?」
FAST「!」
ホシノ 「パリ中央支部のジェイ副指令。いってみればLEADのNO,2だ」
イザキ 「中央支部のトップがなぜここに・・・・・!」
ジェイ 「彼らは消えたのだ」
サワタリ「彼ら!?」
ホシノ 「ペギラだけではない。太平洋では、特専のソードBLUEも
     消息を絶っている」
アカツキ「特専も、消えた・・・・・!?」
       ジェイ、ゆっくりだが厳しい顔で、
ジェイ 「諸君、現在をもって太平洋全域、空、海の航行全てを禁ずる!
      いかなる理由があろうと、何者も立ち入りは許さない!」

41、雪原                             

       猛吹雪。
ハラ  「大将オオ! ナナセェェ!」
イヌイ 「ハラ隊員! この吹雪じゃ自分達も凍っちまいます!
     早くソードの中に!」
ハラ  「だが・・・・・! まだ大将達が・・・・・ちくしょうォォ!」
       吹雪の中、むなしくこだまするハラの声。

42、吹雪の中                           

       リオが気絶している。
       その懐にしまっていた球体にヒビが入り―――
                                       《続》


<オマージュのみなさん>
怪獣魔境モノ⇒ウルトラマン「怪獣無法地帯」「怪彗星ツイフォン」
作戦名U-02⇒ウルトラマン「ジャイアント作戦」ウルトラ作戦第2号


前後編で怪獣魔境モノです。
タイトルは「科特隊宇宙へ」にはじまり「ウルトラ警備隊西へ」「GUTSよ宙へ」ときて
クールの山場、前後編におなじみの語調から。

構成上、どうしても誰か「狂言回し」がいてくれないと困るので
大御所ペギラ様に出てもらいました。
ペギラは体の回りを無重力にすることで重い体を浮かせて
飛行可能になる・・・という勝手な設定までつけて;

今回は普通に変身したヒダカですが
彼のモデルは1話に一回死ぬ男、「キャプテン・スカーレット」なので
これからもピンチになってもらいます。


最近のCGに見慣れると、
ジェリー・アンダーソンの完膚無きまでの爆破が素敵すぎです。

⇒次回予告


#7 北へ!(前篇) (Aパート)

空想特撮シリーズ
ウルトラマンファイア


   北へ! (前篇)


登場人物

      ヒダカ・マコト
      ナナセ・リオ
      ハラ・カツヒコ
      イヌイ・ケイスケ

      アカツキ・マヤ
      イザキ・シュウジ
      ムカイ・イチロウ
      サワタリ・イサミ

      ホシノ・イサム


      ジェイ(パリ中央支部副指令)
      管制隊員



      南極怪獣ペギラ
      次元竜鳥クオン
      重甲怪獣ドモス


      ウルトラマンファイア

1、 南太平洋                           

       S「南太平洋 某日 日本時間a.m.11:30」
       快晴。
       大海原を航行する遠洋漁船。

7-2


2、船の甲板                           

       操舵室のラジオから流れる気象情報。
ラジオ 「東経××度、南緯××度、無風、晴・・・・」
       しかし船員は誰も耳を貸さず、空の同じ一点を見ている。

3、空                              

       太陽の光を遮り、怪しい黒雲が広がる・・・・・。

7-1


       画面が黒く覆われ、さらにタイトルが浮き上がる。

      「ウルトラQ 空想特撮シリーズ」
aban1

aban2

aban3

aban4

7-t3


4、タイトル                           

      「ウルトラマンファイア」
      「北へ! (前篇)」
aban6

7-t

(F・I)  クレジット・タイトル―――      (F・O)
      「南極怪獣ペギラ
       次元竜鳥クオン  
       重甲怪獣ドモス  登場」

7-t2


5、特専ミーティングルーム                    

       S「LEAD本部 a.m.11:35」
       画面いっぱいのハラの顔面。
ハラ  「北へ行く? ついに・・・・・左遷・・・・・地方転勤かァ・・・・・?」
ヒダカ 「そう早まるなよ。れっきとした任務さ」
       メイン・スクリーンに世界地図。
       北太平洋地域が拡大される。
ヒダカ 「数時間前、北極海から国際救難信号をキャッチした。
     何か事件、事故があったのかもしれない。」
       こっそり小さく、手を上げるリオ。
リオ  「隊長、私・・・・・今回は・・・・・」
ヒダカ 「ん? どっか悪いのか」
リオ  「い、いえ! 別に・・・・・」
       ヒダカの椅子で寝ていたシャイン、あくびして丸くなる。

6、格納庫                             

       ブースターソード・BLUE、発進スタンバイ中。

7、ソードBLUE 
                        

       操縦席にリオ、隣にヒダカ、後部にはイヌイとハラ。
       リオ、念入りに指差し点検中。
リオ  「燃料よし! ブースター異常なし! あっ! ハラ隊員、
     ちゃんとベルトを締めて下さい!」
ハラ  「なんかいつも以上に厳しいな。何をそんな神経質になってんだ?」
       リオ、ますます真剣な面持ちに。
リオ  「これから温度に『マイナス』がつく世界にいくんですよ。
     そんなところで遭難でもしたらどうするんです? 想像しただけで背筋が・・・・・」
ハラ  「ははあ、おめえ寒がりだな!」
リオ  「(ぐっ)!」

8、基地内滑走路                          

ヒダカ 「――では改めて、出動!」
       いつもどおりBLUEが加速態勢に入る・・・・・が、
       ガクン、突如急ブレーキ。

9、ソードBLUE                         

       反動で全員つんのめる。
ハラ  「・・・・・シートベルトって、大事だなあ」
管制隊員「(OFF/無線)エマージェンシーコールです。
      現時点で滑走路は優先的にFASTが使用します」
       ピー! 別回線からの通信。

10、滑走路                            

サワタリ「(OFF)そういうことだ。先に失礼する」
       加速ラインから引き込みに移動するソードBLUE。
       キーン!
       それを尻目に、颯爽とソードREDが2機、次々に
       出撃していく。

11、ソードBLUE                        

       FASTの出撃を見送っていた一同。
リオ  「(衝撃でふらつく頭をさすりながら)一体何が起きたって
     いうんです・・・・・! 急に割り込んで!」
       後部座席のイヌイがモニターのキーボードを叩く。
イヌイ 「南太平洋上空に、未確認飛行物体を感知!
     現在、気流の境目に沿って、本土に接近中!」

12、空                              

       S「太平洋上空 a.m.11:39」
       雲を裂いて、2機のソードが高速飛行してくる。

13、ソードR・アカツキ機                     

アカツキ「取り逃がしただなんて、南太平洋支部の連中は何をしていたんだ!」
イザキ 「報告では、そいつに触れた途端に、機体が浮き上がって操縦不能になったそうだ。」
アカツキ「触れるだけで操縦不能・・・・・?」

       ピー!通信信号。

サワタリ「(無線/OFF)敵は前方10キロ、攻撃準備!」

14、太平洋上空                          

       快晴の青い空。
       その中心から、どんよりと暗く黒い雲がわいてくる。

15、ソードR・サワタリ機                     

アカツキ「(無線/OFF)あれは・・・・・雲だろ?」
       ターゲットスコープを立ち上げ、サワタリの表情がさらに厳しくなる。
サワタリ「その雲に南太平洋支部は足をすくわれたのだ。
      ただの雲ではないことは確かだぞ。侮るな!」

16、太平洋上空                          

       それぞれのブースターが切り離される。
       キーン!
       雲の左右にわかれ旋回、急上昇するソード2機。
サワタリ「(OFF)陣形Uの02『雷鳴』、いくぞ!」
       垂直降下する2機のソード。
       照準に黒雲を捉える。
       パパパパ!
       発射された瞬光弾、黒雲へと吸い込まれていく。

17、サワタリ機                          

       反応を待つサワタリ、はっとする。

18、空                              

       ピカッ!

       黒雲が光る。
       すると、あろうことか先ほど放ったミサイルが吹き飛んで出てくる。
サワタリ「(OFF)全機退避!」
       ミサイルは反転するソード機の真横をかすめ、
       互いに衝突、爆発。

       爆風の衝撃を受け、激しく揺られるソード機。
       爆炎が広がる中から、叫び声。

       ギョオオーン!

       目蓋が半ば開き、光る巨大な目玉。
       続いて広がる翼。

       ピギャーオ!

7-3

       黒雲に身を隠していた南極怪獣ペギラが、海上でその
       巨体を空中に浮かせている。

       その翼をゆらりと一振りすると、無重力地帯が発生、
       海水が空高く舞い上げられ、その荒波を受けたソード機、まだ安定を保てない。


19、アカツキ機                          

       激しく揺られているアカツキとイザキ。
アカツキ「操縦かんがきかない?」
イザキ 「怪獣は飛ぶときに、周りを無重力にしているんだ。
     一旦回避して、体勢を立て直すぞ!」

20、上空                             

       ペギラの真横を滑空していくアカツキ機。
       それに横目で気づいたペギラ、首を曲げてゆっくり口を開く。

       カッ!

       口から放射される零下130度の冷凍光線。
       光線は、海しぶきを氷の粒に変えつつ伸びる。
       光線に包まれたアカツキ機、氷結し墜落、着水する。

21、サワタリ機                          

サワタリ「イザキ! アカツキ!」
       ピー! アカツキ機からの通信。
イザキ 「(無線/OFF)ツウ・・・・・! 大丈夫です隊長」

22、アカツキ機                          

       窓は分厚い氷に覆われている。
       計器のほとんどが停止し、非常モードに切り替わっている。
       白い息を吐きながら通信するイザキ。
イザキ 「ただエンジンが凍り付いて動けません。我々に構わず怪獣を!」

23、上空                             

       ペギラの背後に回るサワタリ機。
サワタリ「(OFF)発射!」

       パパパパ!

       ソードから連射される瞬光弾。
       ペギラの首筋に全弾命中し、ペギラは目を回す。

       パパパ!

       光線を放射しようとするその口に、容赦なく瞬光弾が注がれる。
       たじろいだペギラ、今度は煙幕を吐き始め、逃走の構え。
ムカイ 「(OFF)怪獣が逃げます!」
サワタリ「(OFF)見失うな! 追うぞ!」
       水しぶきを上げて、ペギラを追い加速するソード。
       その時、突如空にオーロラが現れる。
       オーロラに奇怪な渦が現れ、そこへ突入したペギラ、姿を消す。

24、サワタリ機                          

ムカイ 「レーダー、赤外線、全てに反応なし! 完全に消滅しました・・・・・」
       額にじっとりと汗をかいたサワタリ。
サワタリ「怪獣が、消えた・・・・・」

25、北極海上空                          

       S「北太平洋上空 a.m.11:45」
       霧に包まれた海上を飛ぶソードブルー。
       あちこちにオーロラが見える。

26、ソードBLUEの中                      

ハラ  「そろそろFASTが怪獣を撃退した頃じゃねェか」
イヌイ 「本部によると、現れたのは南極怪獣ペギラ。
     50年前に南極で一度、東京で一度確認されたのと同一個体」
ヒダカ 「極寒の光線を吐く凶暴な奴だが、逃げ足も速い、しぶとい奴さ」
リオ  「私も祖父から聞いたことがあります」
       行く手にペギラが見える。
リオ  「確かあの怪獣ですよね?」

27、霧の中                            

ハラ  「(OFF)って、なんでここに怪獣が!」
       ペギラとBLUE、正面衝突寸前!
ペギラ 「ガアーッ!」
       大口を開けるペギラ。
       刹那、ペギラとBLUEの間にオーロラのカーテンが現れる。
       そのオーロラに吸い込まれるソードBLUE、消えてしまった。

28、異空間                            

       オーロラと霧のゆらめく怪空間に巻き込まれているBLUE、不安定に回転している。

29、ソードBLUE                        

リオ  「隊長! 操縦不能です!」
ハラ  「なんだここはァァァ!」

30、異空間                            

       その先に、異空間の抜け道が光る。
       そこへ落ちていくBLUE。

31、大雪原                            

       空からまっさかさまに落ちてくるBLUE機。

7-4

       地面に衝突―――と、
       ズズズズ・・・・・
       ブ厚い氷雪の上に不時着する。

⇒Bパートに続く