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#8 北へ!(後篇) (Bパート)

←Aパート


12、氷山 

8-5
                           
       測量船を乗っけた氷山を間に挟み、
       ペギラとドモスが睨み合う。

8-6

       ドモス、氷山に2,3発ツッパリを入れ、ペギラを牽制。
       対するペギラ、羽ばたいて大風を起こし、
       砕けた氷塊が風に乗ってドモスの顔面に当たり、
       痛がるドモス。

13、測量船そば                         

       2匹の怪獣の立てる地鳴りの中、出てきたヒダカ。
ヒダカ 「右も左も怪獣か・・・・・。(発見)!」

14、その遠方                          

8-8

       雪煙を上げて、こちらに向かってくるトドラ。
       その足元で、死に物狂いで逃げるハラとイヌイ。
イヌイ 「ソードからドンドン離れてく! どこ行くんスか!」
ハラ  「わがんね! アイツのいない方だ!」

15、氷山                            

       ペギラもトドラの接近に気づく。
       ぶわり、飛び上がるペギラ。

16、測量船そば                         

ヒダカ 「むっ!」
       ペギラの浮上に伴う無重力地帯に巻き込まれ、宙に舞うヒダカ。

       飛び上がったペギラに突進しようとするドモス、
       届かず氷山に突っ込み、粉砕される氷山。

       トドラ、ペギラの接近に気づいて停止。
       そこへ飛びかかるペギラ、2匹はもみ合いに。
       難を逃れたハラ、イヌイ。
イヌイ 「漁夫の利・・・・・」
ハラ  「ヒイーッ、危機一髪!」
       二人の上から真っ逆さまにヒダカが落ちてくる。
       墜落。
ハラ  「なんてもんが降ってくるんだ!」
イヌイ 「とかく空は危険である・・・・・」

      ×       ×        ×

       3つ巴の戦いになる怪獣達。

       ペギラの反重力突風で浮き上がるドモス、トドラの頭を直撃。
       頭にきてつかみ合いの2匹、はやし立てるペギラ。

       トドラの牙と、ドモスの腕がガッチリ組み合い、
       互いを投げ飛ばそうとする。
       浮いたのはトドラの体、そのまま高く放り投げられる。

       出現するオーロラ、吸い込まれてトドラが消える。

8-7

      ×       ×        ×

イヌイ 「あっ、あれだ! あれが出口だ!」
       オーロラに向かって駆け出すイヌイ。
ハラ  「待て!」
イヌイ 「何スか!? あれが消えたら、自分達ここで野垂れ死にっスよ!」
ハラ  「ナナセがいねえ」
イヌイ 「!!」

       2人の後ろから、

ヒダカ 「2人とも、先に行け」
ハラ  「大将!?」
ヒダカ 「リオは僕が探しておく。君らは先に行って本部に事のあらましを伝えるんだ」

イヌイ 「! オーロラが消える!!」
ハラ  「大将・・・・・」
ヒダカ 「これは命令だ。また会おう」

       悲鳴、手負いのペギラがオーロラへと逃げ込み、消える。

       その反重力に巻き込まれ、ハラとイヌイもオーロラの中へ。
       それを追って進むドモス。

8-9

       掲げられたブレイズタイマー。
       フラッシュビーム!

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       ウルトラマンファイア登場。
ファイア「ダアッ!」
       ドモスを羽交い絞めにし、動きを止める。
       消滅するオーロラ。

17、海上                             

       S「太平洋 p.m.12:20」
       海上に揺らめいていたオーロラが、次々に薄くなり、消える。

18、FAST作戦室
                        

       S「同時 統合司令室」
ムカイ 「(デスクに座って)次元異常、消滅を確認」
       ジェイ、パイプを口から外し、深い息。
ジェイ 「これで更なる行方不明者が出ることもあるまい。特専
     ・・・・・彼等は職務に殉じた者として賞賛に値する」
       ジェイに向き合うサワタリ。
サワタリ「ここは禁煙です」
ジェイ 「アア、悪かった」
       作戦室から出て行くジェイ。

アカツキ「サワタリ隊長・・・・・?」
サワタリ「上からの命令は絶対だ。だが、一応彼らも・・・・・同志であったからな」

19、本部・廊下                          

       歩くジェイ。
サワタリ「(OFF)それに、命令が何か、我々を救助には向かわせない、いや、
     事故現場に近づけず、何かを隠そうとしたように思えてな―――」
       ジェイの携帯電話が鳴る。
ジェイ 「私だ・・・・・。何!?」

20、雪原

       カラータイマーが鳴り響くが、ファイアやはりBurst Limitになれない。
       ドモスにマウントポジションを取られ、身動きがとれず。
       音のするタイマー目掛けてドモスが次々殴りかかる。
       点滅を増すタイマー、と、タイマーから光が漏れ出す。

       まさにエネルギーの暴走が臨界、爆発を向かえようとしているのだ!
       発せられる熱波に吹き飛ばされるドモス。

       ファイア、Burst と Quiet の間の変化を繰り返し、
       その体内から放出されるエネルギーが、周囲の雪を蒸発させる。

       苦しむファイア、ゆっくりとソルゼウムの構え。

       その照準を、気絶したドモス―――ではなく天に向け発射する。
       一瞬でかき消される分厚い雲。

8-10

       そのまま、ファイアの姿が薄くなり、消える。

21、雪原(地上)                         

       ブレイズタイマーを閉じるヒダカ、ひどく疲労している。
ヒダカ 「(OFF)もし街で力が暴走してしまったら・・・・・いや、
     今はそのことより、リオを探さなければ」
       一歩踏み出すヒダカ。
ヒダカ 「リオーッ!」
       虚しく木霊する。(F.O)

22、雪原(回想)                         

ヒダカ 「(OFF)それから丸一日位歩いた頃かな、歌が聞こえてきた」
       クオンの群れを見つけるヒダカ。
       群れに囲まれてリオが眠っている。
       ヒダカ、リオに息があることを確かめホッとする。

リオ  「(回想・N)そうです。私は・・・・・クオンの子供を群れに返して
      ・・・・・それから記憶がないんです」
       そっとブレイズタイマーをかざすと、その光を浴びて眼を覚ます。

リオ  「(回想・N)気づいたら隊長がいて・・・・・」
ヒダカ 「(回想・N)きっと子供を返してくれた恩返しに、
     それまでクオン達が守ってくれたのさ」

8-11

       クオン達が羽を震わせ歌っている。
       2人が見上げた空に、現れるオーロラ。
ヒダカ 「(回想・N)どうやらクオンの奏でる波動に同調してオーロラ、
     いや、その次元の裂け目が生まれるらしいのです」

23、太平洋上・巡洋船                       

       S「北太平洋 p.m.12:26」
       LEAD中央支部の調査船に救助された特専の4名。
       毛布に包まって、パリ支部の隊員に聴取を受けていた。

隊員  「OK。事情は分かりました」
       立ち去る隊員。
ヒダカ 「でも無事、全員帰ってこれてよかったよかった」

24、異空間(その数十分前)                            

       上下左右が無い空間を泳ぐヒダカとリオ。
       出口が光る。

25、太平洋上                           

       海中に落下する2人。
       腰に装備されたカプセルを海に投げると、
       カプセルは膨らみ、浮き袋になる。
       海上に浮き上がる2人。

ハラ  「大将! ナナセ!」
       ハラとイヌイが泳いでくる。
ヒダカ 「な、ちゃんと戻って来たろ?」
       イヌイ、小さなボタンを取り出し、
イヌイ 「数分前に救難信号を出しておきました。
     そろそろ救助がくると思う・・・・・」
ペギラ 「(OFF)ピギャーオ!」

       その声に驚き、見上げる4人。

       オーロラからペギラが出てくる。

       キーン・・・・・

       そして飛行音。
       ペギラ、そしてオーロラに向かってソードBLUEが飛んでいく―――
       S「北太平洋 a.m.11:45」

26、LEAD極東基地内・廊下                   

       英語で電話中のジェイ。
ジェイ 「(邦訳)そうか。彼等はそのような世界に・・・・・。
      しばらく『先を見る者』の実験は凍結だ。但し、実用の可能性はついた」
       電話を閉じる。
ジェイ 「(邦訳/字幕)彼らが見た世界は、過去か・・・・・それとも
     未来か・・・・・」
                                             (F・O)

                      《 以下次回 》

 <登場怪獣>

重甲怪獣 ドモス
冷凍世界の生態系の頂点に君臨する豪腕怪獣。
その怪力も大きな武器だが、極寒に耐えられるように
発達した皮下脂肪は相手の攻撃を吸収するクッションとなる。
肉食でクオンの群れを襲っては食らう。
クオンの羽が共鳴して発生させる音波が大の苦手。

南極怪獣 ペギラ
核実験の影響で怪獣化したペンギン。
マイナス130℃の冷凍光線は反重力現象を起こす。
この反重力を使い体を浮かせ、両翼で舵を取り飛行する。

牙獣 トドラ
異空間に住むセイウチに似た怪獣。
目の前のものを何でも襲う性質がある。
最後はオーロラによって別次元に迷い込んだようだ。

次元竜鳥 クオン
異空間に住む小型の怪獣。
新生代暁新世に繁栄した恐鳥類に似る。
1匹のリーダーを中心に群れをつくる。
ドモスが天敵だが、羽を共鳴させて放つ音波で
これを撃退もできる。
この共鳴音波がブルトニウムの次元震動と同調し、
2つの次元がリンクしてしまった。



前後編の後篇。
氷河期にならって、キバもち怪獣総進撃。

いやに時間軸を強調したのは
最後の時間移動のつじつまを合わせるため。

つまり、
特専が最初に見たペギラ=異次元から帰ってきたペギラ
というわけで、
一瞬でペギラが南太平洋から北太平洋にワープしたことを
説明できるわけで、

通常世界と冷凍世界の時間軸がズレているため
(話の叙述的に)次元異常収束前に
入ったときと入れ替わりで、特専は帰ってきていたことになる。

こうやって時間軸をぐっちゃにしてオチを創る天才といえば
藤子F先生ですね。
「魔界大冒険」なり「ドラえもんだらけ」なり。
伏線の張り方、整合性としては
SFモノで最高峰といっても間違いないでしょう。

そしてトドラは四次元に消えた・・・

⇒次回予告
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#8 北へ!(後篇) (Aパート)

空想特撮シリーズ
ウルトラマンファイア


   北へ! (後篇)


登場人物

      ヒダカ・マコト
      ナナセ・リオ
      ハラ・カツヒコ
      イヌイ・ケイスケ

      アカツキ・マヤ
      イザキ・シュウジ
      ムカイ・イチロウ
      サワタリ・イサミ
      
      ホシノ・イサム

      ジェイ(パリ支部副指令)
      隊員(パリ支部)


      南極怪獣ペギラ
      重甲怪獣ドモス
      次元竜鳥クオン
          ベビークオン
      牙獣トドラ

      ウルトラマンファイア


「ウルトラQ 空想特撮シリーズ」

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1、 前話リフレイン                         

N   「前触れなく太平洋の上空に出現した謎のオーロラ。
     巻き込まれた特専は、吹雪の舞う怪獣無法地帯に不時着してしまう。

     一方、LEAD極東支部に訪れたLEADのナンバー2、ジェイは
     突然、太平洋一帯の立ち入り禁止命令を発し、
     特専の捜索を打ち切ったのであった」

2、 海上                              
8-1

       妖しく揺らめくオーロラ。

3、 タイトル                            

      「ウルトラマンファイア」

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      「北へ! 後篇」

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(F・I)クレジット・タイトル――       (F・O)

      「重甲怪獣ドモス
       南極怪獣ペギラ
       牙  獣 トドラ
       次元竜鳥クオン
             ベビークオン 登場」
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4、LEAD基地・統合司令室                    

       S「LEAD本部・統合司令室 a.m.11:58」
       FAST、そして向かい合うホシノ、ジェイ。
ジェイ 「現在を持って太平洋全域、空、海の航行全てを禁ずる!
     いかなる理由があろうと、何者も立ち入りは許さない」
アカツキ「太平洋の全面封鎖!? いきなりそんな・・・・・」
ジェイ 「今太平洋一体に現れているオーロラは普通のものではない」

       一瞬沈黙するFAST。
ムカイ 「は・・・・・。本来極地付近で観測されるオーロラが、
     ここまで広がるのは確かに異常です」
ジェイ 「あれはオーロラではない。次元の裂け目なのだ。
     怪獣もソードBLUEも、恐らくはその次元の裂け目に落ち、
     我々とは別の次元に消えたのだ。

     よってあのオーロラがある限り、
     第2第3の行方不明者を出す危険がある」
サワタリ「・・・・・少し荒唐無稽過ぎます。何故そうだと言えるのです!?」

ジェイ 「―――某国が、密かに時空湾曲装置の実験を行い、そして失敗した」
アカツキ「時空湾曲!?」
ジェイ 「俗語で言えば、タイムマシンだ」

       壁時計が十二時を指す。

5、 雪原                             

       空に向かって信号弾を打ち続けるハラ。
イヌイ 「(ハラの後ろから)ヒダカさんもナナセも、戻ってこないっスね・・・・・。
     このまま自分達、怪獣に食べられるか、氷のミイラになるか・・・・・」
ハラ  「泣き言言ってる暇があったらソードを直せ! コンチクショウ!」
       自棄になってもう一発信号弾を放つ。
イヌイ 「思ったンスけど、ソードやシーバーが狂ったのは、
     あのオーロラを抜けてからじゃないスか。だから、あれをもう一度くぐれば、
     元の世界に戻れるんじゃないかって・・・・・」
ハラ  「で、そのオーロラがどこにあるんだ? ん?」
イヌイ 「それは・・・・・」
       白い雲一面の空を見上げていると、
       グラグラ! 地面が揺れる。

8-3

       氷山をかち割り、牙獣トドラ出現。

イヌイ 「また新しいのが出た! 信号弾に釣られて出て来たんスよ!」
ハラ  「まったく、どうなってんだ、ここは!」

6、 そこから離れた雪原 
                     

       目を覚ますリオ。
ベビークオン「キュオン・・・・・」
       刷込み、でリオになつき、擦り寄るベビークオン。
       懐に何か感触を感じたリオ、球体の殻を見つける。
リオ  「これは、あなたの卵だったの?」
       ベビークオン、その羽を小刻みに震わせている。
       立ち上がって辺りを見回すリオ。
リオ  「私もあなたも、みんなとはぐれてしまったみたい」
ベビークオン「クオオン」
       不安げ。
       その様子をみて、リオ、気合を入れる。
リオ  「探しに―――いかなくちゃ」
       寒さを堪えながらも、歩き出すリオ。
リオ  「そうだ、あなたの名前、『クオン』と呼ぶわ」

7、 統合司令室                          

       S「p.m.12:04」
ホシノ 「次元、特に時空移動の実用試験には、歴史の混乱をもたらす虞があるため
     厳重に禁止されているはずでは?」
ジェイ 「一部の科学者が暴走した結果だ。我々の眼を欺き、
     大海の中心で実験を行った。だが案じることはない。

     次元異常はある程度広がった後、収束を始めている。
     計算ではあと十五分程度で、次元断裂は完全に消滅する。
     それまで君達は、人々がくれぐれも太平洋へ出ないよう注意してほしい」
イザキ 「消滅・・・・・。(ハッとして)すると中の特専は・・・・・!?」
ジェイ 「彼らが戻ってくる事は不可能だ」

8、 雪原
                             

       厚く積った雪を踏み締め、リオが歩く。
リオ  「白一色、綺麗だけど・・・・・何も無くて味気ないわ」
ベビークオン    「キュオン・・・・・」
リオ  「まるで世界全体が凍ってしまっているみたい。人間は
     生きていけない世界ね・・・・・」
ベビークオン
    「キュウ!?」
リオ  「そうか。あなたの仲間はここで生活しているものね」
       リオの腕から飛び出し、着地したBクオン、羽を鳴らし始める。
       コロロ・・・・・。
       その美しい音に、思わずウットリ、
       さらにそれが高じて目蓋が重くなるリオ。
リオ  「いけない、いけない! あ!?」
       遠くを見つめて、
リオ  「聞こえる・・・・・」

9、 氷山                             

       リオが通り過ぎた場所から遠く見える氷山。
       その頂に、測量船がある。

10、 測量船内                         

       カチカチに凍りついた船内を、ヒダカが調べていた。
ヒダカ 「(OFF)これもあのオーロラに迷い込んだ船か?」
       一番ひどく凍りついたドアを蹴破る。

11、 測量船内・実験室                       

       直前まで実験が行われていたような室内、
       奇妙な氷付けの機械を残し、そこから人の姿だけが消えている。
ヒダカ 「(OFF)まるで幽霊船だ・・・・・」
       機械の中に安置された鉱石。

ヒダカ 「(OFF)ブルトニウム鉱石。空間を歪める波動を出す
     奇妙な宇宙石だ・・・・・なぜこんな所に」
       改めて辺りを見回す。
ヒダカ 「(OFF)そうか。これは人工的に作られた時空移動装置・・・・・
      この船はその実験場というわけか。

      そして何らかの実験の拍子に、この鉱石が
      この世界と僕らの世界が繋げたわけか―――」
       鉱石を機械から取り出そうとするが、
       凍り付いて装置が開かない。

8-2

       そこでヒダカ、ブレイズタイマーをかざす。
       タイマーからの熱で、氷が溶ける。
ヒダカ 「!」
       その時、激しい地響きが発生、揺れる船。

⇒Bパートへ

ウルトラマンベリアル あらすじ

     bel
物語は○谷と○ャイヨーの権利闘争が始まるという、緊急事態が発生するところからスタートする。

そして数万年後に、この戦争は○谷側が勝利し、○ャイヨー側についた
「ミレニアム」は、ウルトラの一族でありながら、
暗黒の力に魂を奪われ光の国で反乱を起こした(という名目で)
ウルトラマンキングの手で永久牢獄に封じ込められた。

「このまま俺は日の目をみないのだろうか・・・」

そういいつつ官舎のTVを見ていると、
「パラレルワールド」の設定によりボツった怪人を復活させる特撮番組を見つける。

「これだ・・・!」

名を変え姿を変え、100体の怪獣を操ることができる“ギガ・バトルナイザー”を武器に、
暴れ回るウルトラマンベリアル。
大体の怪獣は葬られるものの
運がいいのか悪いのか、そのなかにうっかり

白猿ハヌマーン

が混ざっていた。

権利元次元の違う攻撃に)次々と倒されるウルトラ戦士たち。
そして光の国は、暗黒の闇に包まれてゆく……。


<<この物語はフィクションです。実際の映画には関係ありません。>>

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』
ベリアルのデザインは、まあEXゼットンとかの流れをみると予想範囲内。
今年はシンケン・ディケイドとなかなか美的にも話的にも良作が多い中、はたしてどうか?

たぶん本当の本編は
・内山まもる氏的なストーリー展開に
・兄弟にトラウマ怪獣ぶつけて
・ゴモタンたちが救援に来て
・ベリアル劣勢になって
・グランドキング+タイラント⇒グランドタイラント召還
・CGサーカスで締め

といった所でしょうか。

みどころは「怪獣100体」の煽りの真偽。
①ジェロニモンによる怪獣60体復活
②「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」35大怪獣宇宙人 登場

につづく「2度ある・・・」になるか「3度目の」になるか。

メビウスの最終回で「怪獣総進撃」的に
歴代最終回怪獣の世界攻撃がみれるかと思ったら
いんぺらいざー×10何機か
だったときのショボさはなかったけど。

名前を「ウルトラマンヘラー」にしたら悪トラマンにも納得がいくかな。
U40だけど。


個人的には・・・オールライダーの方が今の所優勢かな・・・

[ 2009/06/19 23:17 ] 怪獣 空想怪獣論 | TB(0) | CM(1)

久しぶりに「パフォー」を見たら

こちらによると不肖ゲハラ氏が故郷?金沢での上映会が行われるそうです。

里帰りですね。

さすがに日本海側には行けないし、でも樋口真嗣監督、田口清隆監督、開田裕治さん御三方のトークショーはきっと面白いんだろな・・・と思いつつ
会場のHPをみたら

コレ

あれ?ポスターがにぎやかになってるぞ?
渡辺裕之師団長もいつのまにか参加してる!

そういえば開田さんが
「急いで仕上げたので抜けてしまったが、渡辺さんも入れるんだった」
とおっしゃっていたのを思い出す・・・

さすがです。



重甲怪獣 ドモス

重甲怪獣 ドモス

ドモス

ウルトラマンF 第7話「北へ!(前篇)」・第8話「北へ!(後篇)」に登場


冷凍世界の生態系の頂点に君臨する豪腕怪獣。
その怪力も大きな武器だが、極寒に耐えられるように
発達した皮下脂肪は相手の攻撃を吸収するクッションとなる。
肉食でクオンの群れを襲っては食らう。
クオンの羽が共鳴して発生させる音波が大の苦手。

肉体派です。
冷凍⇒氷河期⇒牙の大きい動物 ということで
牙をつけたら真横からみるとG3ガメラみたいになってしまった。

実際、アーケロン(古代亀)に剣歯虎の顔を足したのがモデルなので
仕方ないか。スタイルはアメフトの防具。
ブヨブヨした肉体、というのもアーケロンはまだ甲羅が柔らかかったという
ことから。

名前は・・・ドン、でモスっぽい?から・・・?

次回予告

来週の・・・・・ ウルトラマンファイア は

          北へ!(後篇)
                          
             お送りします


重甲怪獣 ドモス
南極怪獣 ペギラ
牙獣    トドラ
次元竜鳥 クオン
       ベビークオン 登場。

この空間の正体は何か。脱出方法はあるのか。
離れ離れになった特専の隊員達に、寒さに力奪われるファイアに、
凶暴な怪獣軍団が襲い掛かる。

来週のウルトラマンファイアをご期待下さい。

提供は、鷹見作品工業株式会社でございました。

#7 北へ!(前篇) (Bパート)

←Aパート

32、LEAD基地・統合司令室  
                 
       S「LEAD本部・統合司令室 a.m.11:47」
       厳しい顔で通信しているホシノ。
ホシノ 「ソードBLUEの消息はまだわからないのか」
隊員  「(無線画像/OFF)はい。・・・・・それに、捜索の打ち切り、
      帰還命令を受けまして・・・・・」
ホシノ 「(憤怒)帰還命令!? 私はそのような命令は出していないが!」
       司令室の扉が開き、誰かの足元。
声   「それは私の命令だ」
ホシノ 「!」
       パイプを咥え、一人の外国人が立っている。

33、ソードBLUE内                       

       ヒダカとハラが戻ってくる。
ヒダカ 「どうだ、飛べそうか?」
       コクピットの下に潜って修理をしていたイヌイ。
イヌイ 「それがナカナカ・・・・・。スタビライザーがいかれちゃったみたいで、
     ちっとキツイっス」
ハラ  「ん? 優等生はどこにいったんだ?」

       隅っこで毛布を被って震えているリオ。
       ハラ、その毛布を引き剥がす。
ハラ  「おまえなあ、もっとシャキッとしろよ!」
       毛布を取り返すリオ。
リオ  「でも、本部と通信もできないし、暖房の燃料もいつ無くなるか
     知れないんですよ」
ヒダカ 「そこなんだが、どうやらここは、北極ではないらしい」
リオ  「え!?」
ヒダカ 「シーバーに位置情報が表示されない。妨害電波かなんかが
     でてるわけじゃなさそうだし、地球上ではこんなことにはならないはずだ」
イヌイ 「地球じゃない!? じゃあまさか宇宙にでも来ちゃったとか・・・・・!?」
ヒダカ 「そのまさかかもしれないな。あのオーロラが超空間の
     入り口だったらしい」
リオ  「そんな・・・・・じゃあ救助も・・・・・来ない・・・・・」
       どん、と胸をはたいて、
ハラ  「よし、じゃあ俺があっためてやる!」
リオ  「ホントですかぁ?」

       全員興味深そうにハラを見る。

ハラ  「そうなんです!」

34、ソードBLUE外                       

       BLUEに降り積もった雪が、ドサッと落ちる。

35、ソードBLUE内                       

       カップ麺から湯気が立ち上る。
イヌイ 「まさか、ハラ隊員の隠し食料が役にたつとは」
ハラ  「感謝しろよ、今回は特別だぞ」
       リオ、いち早くスープまですすり完食した。

36、雪原                             

       外に出てきた4人。
       リオはまだ毛布を被ったままである。
リオ  「中でじっとしてましょうよ。ここが何処かも分からないのに」
ヒダカ 「それを調べるのさ。ただじっとしていてもつまらないだろ?」
ハラ  「しっかし・・・・・見渡す限りの銀世界。ホントのホントは
     やっぱし北極のど真ん中なんじゃねえか」

       小高い氷山の向こうから、甲高い鳴き声が聞こえる。

7-5

       盆地で、次元竜鳥クオンの群れがくつろいでいる。
       氷山の上から観察する特専。
イヌイ 「あいつら・・・・・怪獣っスか!?」
ヒダカ 「まず動物図鑑には載ってないことは確かだ」
ハラ  「(指差して)お、おいあっち!」

       ギャアオオウ!

       遠くから低い鳴き声が轟く。

       ズグン、バキバキ。ズグン、バキバキ。

       重い足音と、地面が陥没する音。
       雪原の果てに、重甲怪獣ドモスが現れる。

7-6

       その口からこぼれるクオンの羽毛。
       大混乱のクオンの群れ。
ヒダカ 「北極にしては、いやに騒がしいな」
リオ  「昔から海で飛行機が行方不明になる話は聞いていましたが、
     まさか私達もその仲間入りをするなんて・・・・・」
クオン(リーダー)
 「クオオオ・・・・!」
       リーダー格の一匹の鳴き声で、統率を取り戻す群れ。

       一斉に羽を掲げ、振るわせ始める。
       すると、それぞれの羽の振動が美しい音を共鳴させる。
       その音を嫌がり、苦しむドモス。

リオ  「きれいな音・・・・・まるで歌っているようです」
ハラ  「でもアイツの耳には只の騒音に聞こえてるみてえだ」
イヌイ 「ハラ隊員の歌と同じっスね」
       ひっぱたかれるイヌイ。

       ドモス、暴れて群れに向かって氷塊を撒き散らす。
       その衝撃で共鳴が乱れ、音が止む。
       進撃し直すドモス。
       逃げる群れが、一斉に特専のいる氷山を駆け上がってくる。

       その混乱に巻き込まれる特専。
       コロコロ・・・・・と球体がリオの前に転がってくる。
       拾うリオ。
リオ  「ほかほかだ・・・・・」
       球体は、ぼやーっと赤く点滅している。
       リオ、こっそりと懐にしまう。
       あっという間に特専の周りを走り去る群れ。
ハラ  「ヤバイぞ! 今度は俺達が狙われる!」
       迫るドモス。
ハラ  「ソードがやられたら俺達、凍死確実だァ!」

       ビシュッ! ドモスにビームが命中する。

       オーヴァル・ショットを構えたヒダカ。
ヒダカ 「怪獣をひきつけてくる」
       走っていくヒダカ。
ハラ  「大将!」
       ズウン! ヒダカを追って向きを変えたドモス、
       その踏み込みで、雪原に亀裂が走る。
ハラ・イヌイ
    「う、うわあ!」
リオ  「ハラ隊員! イヌイ隊員!」
       その亀裂は、ハラ・イヌイとリオを分断し、
       リオの乗る地盤のほうは大きく沈降、
       その崩落に巻き込まれるリオ。

37、そこから少し離れた雪原(吹雪)                

       天候が吹雪いてくる。
       背後にショットを放ちつつ、走ってくるヒダカ。
       それを追うドモス。
       周りを見て、ソードからだいぶ離れたことを確認し、
       ヒダカ、ブレイズタイマーを取り出す。

       変身!
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       ウルトラマンファイア登場。
       ドモスが豪腕で襲い掛かる。

7-7

       いつものように飛びかかってパンチ・・・が、
       ドモスの分厚い肉体はこの衝撃を吸収してしまう。
       吹雪の中で動きが鈍いファイア、ドモスに圧倒される。

       ぶちかましからネックロックを受け、ほどいた所で
       豪腕にはじきとばされるファイア。
       タイマーがいつもより早く点灯する。
       しかしファイア、Burst Limitに変わらない。
       焦るファイア。
       そこをドモスに捕まり、締め付けられていく。
       苦しみもがくファイア、タイマーが激しく危険を告げる。
ファイア「ダハーッ!」
       捨て身の足蹴りで、ドモスを跳ね飛ばす。

       その尻尾をつかみ、ジャイアント・スイング!
       渾身の力を込め、ドモスを投げ飛ばす。

       ドオン!

       脳震盪をおこし、立ち上がれず、そのまま気絶するドモス。
       それを見て、膝をつくファイア、空へ。

38、その上空                           

       ぐるっと上空を一回りするファイア。
       辺りは雪と氷しかない。
       高台を見つけ、両手からリング状の光線を出す。
       すると、ファイアの姿が薄くなり、消える。

39、高台                             

7-8

       リング光線から、ヒダカが現れる。
ヒダカ 「この世界では、太陽エネルギーが十分に発揮できない・・・・・
     だから暴走も起こらなかった・・・・・。
     どうやらとんでもないところに迷い込んだようだ」
       と、氷山の上に座礁した測量船の姿を見つける。
ヒダカ 「あれは・・・・・!」
       重い足取りで進むヒダカ。
       吹雪が舞う。

40、LEAD基地・統合司令室                   

       S「LEAD本部・統合司令室 a.m.11:57」
       ホシノに事の次第を報告しているFAST。
サワタリ「はい。確かに我々の目の前で、ペギラは姿を消しました」
ホシノ 「そうか・・・・・」
       椅子に座っていた外国人がふりかえる。
ジェイ 「彼らが、極東支部ご自慢のFASTか?」
FAST「!」
ホシノ 「パリ中央支部のジェイ副指令。いってみればLEADのNO,2だ」
イザキ 「中央支部のトップがなぜここに・・・・・!」
ジェイ 「彼らは消えたのだ」
サワタリ「彼ら!?」
ホシノ 「ペギラだけではない。太平洋では、特専のソードBLUEも
     消息を絶っている」
アカツキ「特専も、消えた・・・・・!?」
       ジェイ、ゆっくりだが厳しい顔で、
ジェイ 「諸君、現在をもって太平洋全域、空、海の航行全てを禁ずる!
      いかなる理由があろうと、何者も立ち入りは許さない!」

41、雪原                             

       猛吹雪。
ハラ  「大将オオ! ナナセェェ!」
イヌイ 「ハラ隊員! この吹雪じゃ自分達も凍っちまいます!
     早くソードの中に!」
ハラ  「だが・・・・・! まだ大将達が・・・・・ちくしょうォォ!」
       吹雪の中、むなしくこだまするハラの声。

42、吹雪の中                           

       リオが気絶している。
       その懐にしまっていた球体にヒビが入り―――
                                       《続》


<オマージュのみなさん>
怪獣魔境モノ⇒ウルトラマン「怪獣無法地帯」「怪彗星ツイフォン」
作戦名U-02⇒ウルトラマン「ジャイアント作戦」ウルトラ作戦第2号


前後編で怪獣魔境モノです。
タイトルは「科特隊宇宙へ」にはじまり「ウルトラ警備隊西へ」「GUTSよ宙へ」ときて
クールの山場、前後編におなじみの語調から。

構成上、どうしても誰か「狂言回し」がいてくれないと困るので
大御所ペギラ様に出てもらいました。
ペギラは体の回りを無重力にすることで重い体を浮かせて
飛行可能になる・・・という勝手な設定までつけて;

今回は普通に変身したヒダカですが
彼のモデルは1話に一回死ぬ男、「キャプテン・スカーレット」なので
これからもピンチになってもらいます。


最近のCGに見慣れると、
ジェリー・アンダーソンの完膚無きまでの爆破が素敵すぎです。

⇒次回予告


#7 北へ!(前篇) (Aパート)

空想特撮シリーズ
ウルトラマンファイア


   北へ! (前篇)


登場人物

      ヒダカ・マコト
      ナナセ・リオ
      ハラ・カツヒコ
      イヌイ・ケイスケ

      アカツキ・マヤ
      イザキ・シュウジ
      ムカイ・イチロウ
      サワタリ・イサミ

      ホシノ・イサム


      ジェイ(パリ中央支部副指令)
      管制隊員



      南極怪獣ペギラ
      次元竜鳥クオン
      重甲怪獣ドモス


      ウルトラマンファイア

1、 南太平洋                           

       S「南太平洋 某日 日本時間a.m.11:30」
       快晴。
       大海原を航行する遠洋漁船。

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2、船の甲板                           

       操舵室のラジオから流れる気象情報。
ラジオ 「東経××度、南緯××度、無風、晴・・・・」
       しかし船員は誰も耳を貸さず、空の同じ一点を見ている。

3、空                              

       太陽の光を遮り、怪しい黒雲が広がる・・・・・。

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       画面が黒く覆われ、さらにタイトルが浮き上がる。

      「ウルトラQ 空想特撮シリーズ」
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4、タイトル                           

      「ウルトラマンファイア」
      「北へ! (前篇)」
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(F・I)  クレジット・タイトル―――      (F・O)
      「南極怪獣ペギラ
       次元竜鳥クオン  
       重甲怪獣ドモス  登場」

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5、特専ミーティングルーム                    

       S「LEAD本部 a.m.11:35」
       画面いっぱいのハラの顔面。
ハラ  「北へ行く? ついに・・・・・左遷・・・・・地方転勤かァ・・・・・?」
ヒダカ 「そう早まるなよ。れっきとした任務さ」
       メイン・スクリーンに世界地図。
       北太平洋地域が拡大される。
ヒダカ 「数時間前、北極海から国際救難信号をキャッチした。
     何か事件、事故があったのかもしれない。」
       こっそり小さく、手を上げるリオ。
リオ  「隊長、私・・・・・今回は・・・・・」
ヒダカ 「ん? どっか悪いのか」
リオ  「い、いえ! 別に・・・・・」
       ヒダカの椅子で寝ていたシャイン、あくびして丸くなる。

6、格納庫                             

       ブースターソード・BLUE、発進スタンバイ中。

7、ソードBLUE 
                        

       操縦席にリオ、隣にヒダカ、後部にはイヌイとハラ。
       リオ、念入りに指差し点検中。
リオ  「燃料よし! ブースター異常なし! あっ! ハラ隊員、
     ちゃんとベルトを締めて下さい!」
ハラ  「なんかいつも以上に厳しいな。何をそんな神経質になってんだ?」
       リオ、ますます真剣な面持ちに。
リオ  「これから温度に『マイナス』がつく世界にいくんですよ。
     そんなところで遭難でもしたらどうするんです? 想像しただけで背筋が・・・・・」
ハラ  「ははあ、おめえ寒がりだな!」
リオ  「(ぐっ)!」

8、基地内滑走路                          

ヒダカ 「――では改めて、出動!」
       いつもどおりBLUEが加速態勢に入る・・・・・が、
       ガクン、突如急ブレーキ。

9、ソードBLUE                         

       反動で全員つんのめる。
ハラ  「・・・・・シートベルトって、大事だなあ」
管制隊員「(OFF/無線)エマージェンシーコールです。
      現時点で滑走路は優先的にFASTが使用します」
       ピー! 別回線からの通信。

10、滑走路                            

サワタリ「(OFF)そういうことだ。先に失礼する」
       加速ラインから引き込みに移動するソードBLUE。
       キーン!
       それを尻目に、颯爽とソードREDが2機、次々に
       出撃していく。

11、ソードBLUE                        

       FASTの出撃を見送っていた一同。
リオ  「(衝撃でふらつく頭をさすりながら)一体何が起きたって
     いうんです・・・・・! 急に割り込んで!」
       後部座席のイヌイがモニターのキーボードを叩く。
イヌイ 「南太平洋上空に、未確認飛行物体を感知!
     現在、気流の境目に沿って、本土に接近中!」

12、空                              

       S「太平洋上空 a.m.11:39」
       雲を裂いて、2機のソードが高速飛行してくる。

13、ソードR・アカツキ機                     

アカツキ「取り逃がしただなんて、南太平洋支部の連中は何をしていたんだ!」
イザキ 「報告では、そいつに触れた途端に、機体が浮き上がって操縦不能になったそうだ。」
アカツキ「触れるだけで操縦不能・・・・・?」

       ピー!通信信号。

サワタリ「(無線/OFF)敵は前方10キロ、攻撃準備!」

14、太平洋上空                          

       快晴の青い空。
       その中心から、どんよりと暗く黒い雲がわいてくる。

15、ソードR・サワタリ機                     

アカツキ「(無線/OFF)あれは・・・・・雲だろ?」
       ターゲットスコープを立ち上げ、サワタリの表情がさらに厳しくなる。
サワタリ「その雲に南太平洋支部は足をすくわれたのだ。
      ただの雲ではないことは確かだぞ。侮るな!」

16、太平洋上空                          

       それぞれのブースターが切り離される。
       キーン!
       雲の左右にわかれ旋回、急上昇するソード2機。
サワタリ「(OFF)陣形Uの02『雷鳴』、いくぞ!」
       垂直降下する2機のソード。
       照準に黒雲を捉える。
       パパパパ!
       発射された瞬光弾、黒雲へと吸い込まれていく。

17、サワタリ機                          

       反応を待つサワタリ、はっとする。

18、空                              

       ピカッ!

       黒雲が光る。
       すると、あろうことか先ほど放ったミサイルが吹き飛んで出てくる。
サワタリ「(OFF)全機退避!」
       ミサイルは反転するソード機の真横をかすめ、
       互いに衝突、爆発。

       爆風の衝撃を受け、激しく揺られるソード機。
       爆炎が広がる中から、叫び声。

       ギョオオーン!

       目蓋が半ば開き、光る巨大な目玉。
       続いて広がる翼。

       ピギャーオ!

7-3

       黒雲に身を隠していた南極怪獣ペギラが、海上でその
       巨体を空中に浮かせている。

       その翼をゆらりと一振りすると、無重力地帯が発生、
       海水が空高く舞い上げられ、その荒波を受けたソード機、まだ安定を保てない。


19、アカツキ機                          

       激しく揺られているアカツキとイザキ。
アカツキ「操縦かんがきかない?」
イザキ 「怪獣は飛ぶときに、周りを無重力にしているんだ。
     一旦回避して、体勢を立て直すぞ!」

20、上空                             

       ペギラの真横を滑空していくアカツキ機。
       それに横目で気づいたペギラ、首を曲げてゆっくり口を開く。

       カッ!

       口から放射される零下130度の冷凍光線。
       光線は、海しぶきを氷の粒に変えつつ伸びる。
       光線に包まれたアカツキ機、氷結し墜落、着水する。

21、サワタリ機                          

サワタリ「イザキ! アカツキ!」
       ピー! アカツキ機からの通信。
イザキ 「(無線/OFF)ツウ・・・・・! 大丈夫です隊長」

22、アカツキ機                          

       窓は分厚い氷に覆われている。
       計器のほとんどが停止し、非常モードに切り替わっている。
       白い息を吐きながら通信するイザキ。
イザキ 「ただエンジンが凍り付いて動けません。我々に構わず怪獣を!」

23、上空                             

       ペギラの背後に回るサワタリ機。
サワタリ「(OFF)発射!」

       パパパパ!

       ソードから連射される瞬光弾。
       ペギラの首筋に全弾命中し、ペギラは目を回す。

       パパパ!

       光線を放射しようとするその口に、容赦なく瞬光弾が注がれる。
       たじろいだペギラ、今度は煙幕を吐き始め、逃走の構え。
ムカイ 「(OFF)怪獣が逃げます!」
サワタリ「(OFF)見失うな! 追うぞ!」
       水しぶきを上げて、ペギラを追い加速するソード。
       その時、突如空にオーロラが現れる。
       オーロラに奇怪な渦が現れ、そこへ突入したペギラ、姿を消す。

24、サワタリ機                          

ムカイ 「レーダー、赤外線、全てに反応なし! 完全に消滅しました・・・・・」
       額にじっとりと汗をかいたサワタリ。
サワタリ「怪獣が、消えた・・・・・」

25、北極海上空                          

       S「北太平洋上空 a.m.11:45」
       霧に包まれた海上を飛ぶソードブルー。
       あちこちにオーロラが見える。

26、ソードBLUEの中                      

ハラ  「そろそろFASTが怪獣を撃退した頃じゃねェか」
イヌイ 「本部によると、現れたのは南極怪獣ペギラ。
     50年前に南極で一度、東京で一度確認されたのと同一個体」
ヒダカ 「極寒の光線を吐く凶暴な奴だが、逃げ足も速い、しぶとい奴さ」
リオ  「私も祖父から聞いたことがあります」
       行く手にペギラが見える。
リオ  「確かあの怪獣ですよね?」

27、霧の中                            

ハラ  「(OFF)って、なんでここに怪獣が!」
       ペギラとBLUE、正面衝突寸前!
ペギラ 「ガアーッ!」
       大口を開けるペギラ。
       刹那、ペギラとBLUEの間にオーロラのカーテンが現れる。
       そのオーロラに吸い込まれるソードBLUE、消えてしまった。

28、異空間                            

       オーロラと霧のゆらめく怪空間に巻き込まれているBLUE、不安定に回転している。

29、ソードBLUE                        

リオ  「隊長! 操縦不能です!」
ハラ  「なんだここはァァァ!」

30、異空間                            

       その先に、異空間の抜け道が光る。
       そこへ落ちていくBLUE。

31、大雪原                            

       空からまっさかさまに落ちてくるBLUE機。

7-4

       地面に衝突―――と、
       ズズズズ・・・・・
       ブ厚い氷雪の上に不時着する。

⇒Bパートに続く

次回予告

来週の・・・・・ ウルトラマンファイア は

          北へ!(前篇)
                          
             お送りします


重甲怪獣 ドモス
南極怪獣 ペギラ
次元竜鳥 クオン 登場。

奇怪な黒雲を追って調査に出た特専。
しかし、謎のオーロラによって、怪獣たちがうごめく
不思議な冷凍空間に迷い込んでしまう。

来週のウルトラマンファイアをご期待下さい。

提供は、鷹見作品工業株式会社でございました。

電脳寄生虫 サイバラス

電脳寄生虫(でんのうパラサイト) サイバラス

     saivarus

ウルトラマンF 第6話「パラサイト・タワー」に登場

自己進化したコンピュータ・ウィルスが、物質電送機を使って現実世界に実体化した姿。
あらゆるデータを取り込み、自分のデータに書き換えて増える。
当初は電送機の使用範囲である九堂ビル内で小規模な実体化にとどまっていたが、
電送機のシステムを書き換えて外部に巨大実体化した。
名前は「サイバー」を「バラす(壊す)」から。

1話⇒2足
2話⇒宇宙人
3話⇒4足・・・ときているので
そろそろアントラーのような虫系の一体。

モデルは、いまや一般的にも有名なアノマロカリスそのまま。
ちょっとだけいじって目でも触角でもどうとでもとれる顔になっている。

カラーリングはビル街ととてもアンバランスになってしまったけど、
まあPC出身だから発色がいいということに・・・。
でもやっぱりなんか自然界的におかしい。
(小)の時の赤から、巨大化で・・・ゆでる前のカニっぽい色。

(小)⇒合体⇒巨大化!する群体怪獣といえば
最近はデストロイアかレギオンかというところですが、
私的には 集結怪獣ガミバ(「ザ・ウルトラマン」)です。あのガミバ(小)のブヨブヨ感が。

レギオンのような節足怪獣系を作ろうとすると
いろいろ付属物を付けやすいので、ついついパーツが肥大化しがちです。
いっぱい付いてる系でふと浮かんだギガバーサーク(マックス)、そういやこれは今までイラストとして見たことないような・・・。描きにくいからかな・・・?

そう考えると現実の昆虫がいかにスタイリッシュなことか。