やあみんな。私は怪獣捜索隊隊長のナガシメだ。チョーさんと呼んでくれ。
さっそくだが、今回は荒ぶる大地を鎮めるため、過去に地中から現れた怪獣たちをふりかえってみよう。
砕石怪獣ネグラーギガルタイトという鉱石を捕食するため地中深くから現れた怪獣だ。
同じボディのネロンガ・マグラー・ガボラから一字ずつ拝借したという安直な名前、というわけではないぞ(嘘)
2本の触角でギガルタイトの放射線を感知して、採石場を襲った。
地底怪獣にはからだがだんだんになっているものが多いが、きっと
固い地中を移動するのに適した構造なのだろうな。
大きな平たい腕でモグラやオケラのように地中を掘り進むぞ。
しかしコイツには隠れた秘密があったのじゃ。それがコレだ。
ネグラー(興奮時)ネグラーは敵から身を守るときに体を丸める習性があったのじゃ。
別にガボラのような変形機能をとりいれてみたわけではないぞ(嘘)
トゲの位置で新しい顔になったようにもみえるのう。
この形態の時は、無類の防御力を見せつけ、
2本の触角としっぽを3本の槍のように使って我々を苦しめた。
しかし、実は弱点は丸めるときに内側に隠れる背中だったのだ。
腹に背は変えられなかったというわけじゃな。
次はコイツだ。
大牙怪獣ギバラ「怪獣将軍」の異名をとった、非常に暴れん坊な怪獣だ。
レッドキングのような体表とゴモラのような武将風情を兼ね備えた、
腕力ひとつで戦う大怪獣にしたいという願望でつくったわけではないわい(嘘)
ギバラは好戦的な怪獣で、自分より大きなものを見ると
戦いを挑む習性がある。
そのせいで多くの城や有名建造物が犠牲になってしまった。
戦い方はそのキバを使ってクワガタのように相手を投げ飛ばす。
腕力や尾の力もケタ違いじゃった。
キバを折られて地中に逃げ帰ったが、キバが元に戻れば
また出てくるかもしれんなあ。
次回は得体のしれない土器ドキな怪獣が登場だ!