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#2 真紅の巨人 (Aパート)

空想特撮シリーズ
ウルトラマンファイア

   真紅の巨人


登場人物

      ヒダカ・マコト
      ナナセ・リオ
      ハラ・カツヒコ
      イヌイ・ケイスケ

      アカツキ・マヤ
      イザキ・シュウジ
      ムカイ・イチロウ
      サワタリ・イサミ

      トヤマ・ヨシマサ
      ホシノ・イサム

      三上美沙(ミカミ・ミサ)博士

      少女
      監視隊員(第三基地)


      発火怪人グレン星人

      ウルトラマンファイア



     「ウルトラQ空想特撮シリーズ」
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1、森 
                                     
       森の中を、一匹の子犬が駆けていく。
       それを追いかける少女。
少女  「待ちなさい、ラビィ!」
       子犬、止まり、鼻をひくつかせている。
       抱えあげる少女。
少女  「こんなに遠くまで来ちゃって・・・・・」
       空を見上げる子犬。
       つられて見上げた少女。
       フヨフヨフヨ・・・・・・
       上空に、円盤が浮上している。
       顔面蒼白の少女の背後に、怪しい影―――

2、 タイトル                            

      「ウルトラマンファイア」
      「真紅の巨人」
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#2

(F・I)  クレジット・タイトル――        (F・O)
      「グレン星人 登場」
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3、 富士山麓                            

S「LEAD第三基地」
       富士山麓の頂に見えるレーダー、その地下に――
       LEAD第三基地がある。

4、 展望室                             

三上博士「この宇宙資源探査船『エターナル』は、これまで人類
      が辿りつけなかった未踏の星々に眠る資源を探索、報
      告してきます」
      大型ガラス越しに集まった各界の要人。
      ロケットの出来栄えに感嘆の声を漏らしている。
三上博士「宇宙という未開の地には、未だ無尽蔵の資源が秘めら
      れております。それらを発見できれば、人類は無限の
      進歩を約束されるのです」

5、第三基地・地下検問                       

      第三基地とシークレット・ロードをつなぐ検問を
      見張っている隊員。
      トンネルの奥に人影を見つける。
隊員  「誰だ!? 」
       (冒頭で犬を連れていた)少女である。
隊員  「なんでこんな所に・・・・・!? どこから入った!?」
       少女、うずくまって泣き始める。
隊員  「わ、わ、怒らないからわけを話してごらん」
       隊員が少女の顔を覗き込んだそのとき、少女が隊
       員の顔をさわる。
隊員  「何を―――!?」
       隊員、瞬く間に燃え上がり、灰になってしまう。
       妖しく無表情の少女。
       その顔も灰のように崩れ落ち、中から発火怪人、
       グレン星人が現れる。
       両手を広げると、隊員の灰が星人にまとわりつき、
       その姿が隊員となった。
       軽く首を回し、ロックを解除して基地内へ入って
       いく。

6、 LEAD本部基地・メディカルフロア              

       診察室の前に座る、上半身裸のヒダカ。
       カルテを手にした女医、メディカル・センター主
       任、クサカベ・キョウコである。
キョウコ「全身異常なし。完璧な健康体よ」
ヒダカ 「そりゃあよかった。僕らは体が第一だからね」
キョウコ「そうだ、ついでにレントゲンも撮っておく?」
       答える代わりに、バサリ、と一瞬でスーツ姿にな
       るヒダカ。
ヒダカ 「今日はこれから用事が。第三基地で製造中の探査ロケ
     ット、その完成式典に招待されているんですよ」
キョウコ「探査ロケットって、あの世界でも指折りの女性科学者、
     三上博士が設計した『エターナル』ね」
ヒダカ 「お、よくご存知」
キョウコ「これでも私はLEADの隠れた情報屋ですからね」
ヒダカ 「では、たぶん近いうちにまたお世話になりますよ」
       診察室を出るヒダカを見届けるキョウコ。
キョウコ「ヒダカ・マコト。若くしてFASTの隊員として数々
     の功績を挙げるも、危険を顧みない無謀な行動を案じ
     たサワタリ隊長に隊を外された。その後、総司令の勧
     めで特専の隊長になった・・・・・『不死鳥』と呼ばれた男」
       カルテに目をやる。
キョウコ「あの事故でかすり傷すら出来ないなんて。本当に不死
身か、それとも人間じゃない・・・・・?」

7、 シークレット・ロード                      

       極東基地の地下、格納庫から直結する隔壁が開き、
       ヒダカの乗ったWINDYが颯爽と走り出す。

8、 LEAD第三基地・地下工場                   

       巨大な格納庫の中、多くの技師がせわしく動く。
       数々の整備機器に囲まれて、探査ロケット「エタ
       ーナル」の発射最終点検が進められている。

9、富士山麓/第三基地地上                     

       道路を疾走し、WINDY、地下基地につながる
       トンネルへと入っていく。

10、地下検問                           

       防衛隊員がWINDYを止める。
       シーバーを取り出すヒダカ。
       隊員が受け取り、ID認証が完了。
隊員  「(一礼)どうぞ、通行許可です」
ヒダカ 「ごくろさん」
       隔壁が開き、入っていくヒダカ。
       すると隊員、サラサラと灰になって散る。

11、地下工場内                          

       エターナルを目の前に話すヒダカと三上博士。
三上  「ようこそ、ヒダカ隊員。あ、今は隊長さんですね」
ヒダカ 「他の方は?」
三上  「みなさんお帰りになりましたわ・・・・・。フフ・・・・・でも
     せっかくですから、中もお見せしましょう」
       ふと歩を止めるヒダカ。
       辺りに立ち込める焦げ臭さ―――

12、エターナル内・エンジン室
                   

三上  「地球の鉱物資源が底を尽くのも目前、自然エネルギー
     だけでは今後の人類の発展を補いきれません。そのた
     めの、宇宙資源開発の第一歩を担うのがこの『エター
     ナル』・・・・・」
ヒダカ 「こいつは・・・・・核融合エンジンですか」
三上  「その通り。それに長距離航行のための十分な燃料が積
     んであります―――同時に、地上を焼き尽くすにも十
     分な」
ヒダカ 「!?」
       エンジンが赤く光り出し、『エターナル』が起動
       し始める。

13、地下工場
                           

       ビーッ、ビーッ!
       サイレンと共に基地の上部ハッチが開く。

14、エターナル内                         

       緊急発進に揺れる室内。
ヒダカ 「三上博士! これはどういうことだ!?」
三上  「あなたを招待するのです。宇宙・・・・・いや、灼熱の地獄
     へ」
       核融合エンジンを背に、ニヤリと笑う三上博士。

15、上空                             

       第三基地から発射するエターナル。

16、LEAD本部基地・特専ルーム                 

       シャインがトコトコ歩いている。
       その通り過ぎたデスクの上、リオが黙々と書類を
       整理している。
       ハラ、今日もカップ麺を啜っている。
ハラ  「忙しい奴だなァ。何も事件がないときぐらいゆったり
     しろよ」
イヌイ 「そう毎週、怪獣が出るはずないっスよ」
       イヌイは何に使うか分からない大型武器をピカピ
       カにツヤ出し中。
リオ  「いいえ! 例え怪獣が出現しない時でも、地球には環
     境問題にエネルギー問題、たくさんの問題があるので
     す。そういうのを一つ一つ解決してこそ、初めて世界
     は平和になりますっ!」
ハラ  「実際そっちのほうがタチ悪いかもな」
リオ  「そういえば今日も隊長、見当たりませんね?」
イヌイ 「確か第三基地に行ったはずっスよ。何でも新型ロケッ
     トの完成式に呼ばれたとかで・・・・・ほらあの、三上博士
     の『エターナル』・・・・・」
ハラ  「おお、知ってる知ってる。すげえ美人だってな」
リオ  「そっちですか・・・・・」
       パラララ、通信の受信を知らせる音。
イヌイ 「噂をすれば、ヒダカさんからだ。・・・・・(表情が変わる)
     でもこれは・・・・・緊急信号!」
リオ  「何かあったんですか!?」
イヌイ 「今位置を・・・・・ゲッ!?」
ハラ  「どうした!?」
イヌイ 「宇宙からだ・・・・・!?」

17、エターナル内                    

       ヒダカの左腕のシーバーが点滅、ここから危険信
       号が出ている。
       その手に構えるオーヴァル・ショット。
       すると、博士の頬から灰が散れていく。
三上  「さすが隊長さん・・・・・やることが素早い・・・・・」
ヒダカ 「灰・・・・・!? 人を灰にして化けていたのか」
       三上博士が灰になって散り、中から発火怪人グレ
       ン星人が現れる。
グレン 「もともと原子の集まりだろう。表面だけ再生してまと
     っていただけだ・・・・・キサマと同じことだろう?」
       ヒダカ、動じない。
ヒダカ 「狙いはなんだ。地球か!?」
グレン 「チリチリチリ・・・・・我等グレンは、いずれ滅びる星に
       興味はない」
       モニターに映る太陽。

18、宇宙                             

       大気圏を突き抜け、宇宙空間に出たエターナル。
       その彼方に太陽が光る。
グレン 「(OFF)若い恒星は我らの貴重な活動源。太陽は我
々の新しいエネルギープラントとなる」

19、エターナル内                         

ヒダカ 「太陽の・・・・・侵略」
グレン 「チリチリチリ・・・・・」
       ガクン、と傾くエターナル。

20、宇宙                             

       エターナル、反転して今度は地球に突入していく・・・・・


⇒Bパートへつづく

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