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#2 真紅の巨人(Bパート)

←Aパート

21、LEAD統合司令室   
                
N   「第三基地から突然、『エターナル』が発進した事態は、
     すぐにLEAD極東本部に報告された」
トヤマ 「元々発進の予定日は1ヶ月後。おかしい。明らかにお
     かしい。まだ第三基地とは連絡がつかないのか!?」
通信隊員「何回も試みていますが、反応ありません」
       ホシノ総司令が入ってくる。
ホシノ 「『エターナル』は爆破するしかない」
トヤマ 「総司令!?」
ホシノ 「ステーションVXからの報告によると『エターナル』
     の落下ポイントは東京だ。もし激突すれば、その核エ
     ンジンが崩壊し、街は焦土と化す」
       想像して、血の気が引くトヤマ。
ホシノ 「FASTに出動命令!」



22、FAST作戦室                        

       ヘルメット、グラブ、素早く準備を整える隊員達。
       FASTの隊長、サワタリが立つ。
ムカイ 「『エターナル』が地上に到達するのは18分後。落下
     予測地点は」
       地図がスクリーンに出る。
ムカイ 「第一東京タワー上空」
サワタリ「『エターナル』が地上に到達する前に、安全高度で爆
     破する」
リオ  「ま、待ってください!」
       扉から、リオ達が駆け入ってくる。
イザキ 「なんだお前ら・・・・・特専じゃないか」
アカツキ「何しにきたんだ!? 俺たちはオマエラと違って暇じゃ
     ねえんだ」
       呼吸を整えながら、
リオ  「え、『エターナル』には隊長が!」
イザキ 「馬鹿な。『エターナル』は無人探査船のはずだぞ」
イヌイ 「シーバーの位置情報は確かっス」
ハラ  「通信ができねくて理由はわかんねェが」
       無視し、作戦室に併設するリニアエレベーターに
       向かうサワタリ。
ムカイ 「隊長」
サワタリ「何をしている。時間は限られているぞ」
FAST「は! 了解!」
ハラ  「おい、ちょっと待てよ!」
       特専の声も聞かず、エレベーターに乗り込むFA
       ST。
ハラ  「やべえぞ、このままじゃ大将ごとふっとばされる」

23、リニア・エレベーター 
                    

イザキ 「なぜ『エターナル』にヒダカが・・・・・」
サワタリ「奴のことだ。また何かに首を突っ込んだのだろう。だ
     が奴が『エターナル』を止めれば、我々が攻撃するこ
     ともない。」
       エレベーターが格納庫に到着する。
サワタリ「しかしそれが間に合わなければ、躊躇なく迎撃する。
     ヒダカめ・・・・・。つくづく命を粗末にする奴だ」

24、格納庫                            

       ソードRED、出動スタンバイ。

25、ソードRED内                        

       それぞれソードREDに乗り込むアカツキ&イザ
       キ、もう一機にはサワタリ&ムカイ。

26、LEAD基地                         

       地中からブースター出撃レーンがせり上がる。

27、出撃レーン内
                         

       加速、発進するソードRED。

28、エターナル内                         

ヒダカ 「なぜわざわざ人間のロケットを奪った?」
グレン 「自らの創造物で文明が消滅したとき、地球人は絶望し、
     混乱し、宇宙で己が下等な生物だということを自覚す
     るのだ」
ヒダカ 「趣味の悪い奴だ・・・・・」
       ショットの引き金を引こうとするヒダカ。
       すると、グレン星人、赤々と発熱するエンジンを
       背に、
グレン 「ここで滅多な動きをすれば、すぐさま大爆発だぞ、ウ
     ルトラマン!」
       一瞬怯んだヒダカ。
       そこへ星人の両手から、火炎リングが放たれる。
       リングはヒダカを締め付け、炎上する。
グレン 「そして、ここでお前を抹殺しておくのが、もう一つの
     目的だ!」
       ヒダカ、火達磨になる。
グレン 「チリチリチリ・・・・・」

29、地上・東京タワー付近                     

       緊急の避難誘導が続いている。
       その流れに逆らって走りこむ、ラプトルフォーム
       のソードBLUE。

30、ソードBLUE内                       

イヌイ 「とりあえず落下地点に着いたっスけど、これからどう
     するんスか?」
ハラ  「ど、どうするったって大将が死ぬか生きるかって時に
     ジッとしていられねえだろ」
リオ  「アッ、あれ!」
       窓から空を指差すリオ。

31、大気圏上空                          

       ぐんぐん上昇するイレイザーソードRED2機。

32、ソードRED・サワタリ機                   

       モニターにエターナルを捉える。
ムカイ 「エターナルがデッドライン到達まで10秒!」
サワタリ「まさか私が貴様を撃つとはな・・・・・。全機、エターナ
     ルに照準!」
       アイガードと連動したスコープが『エターナル』
       を捉えた刹那、
       グワーン!
       衝撃で揺れる機内。
ムカイ 「左翼に被弾!」
サワタリ「何処からだ!?」
ムカイ 「真下です!」

33、大気圏上空                          

       2機のソードに向けて、UFOが光弾攻撃を仕掛
       けてくる。
       反転、かわすソード。

34、サワタリ機                          

サワタリ「損傷は!?」
ムカイ 「飛行に影響ありません」
       プピーッ!
イザキ 「(無線/OFF)隊長! エターナルがデッドライン
     を越えます!」

35、上空                             

       四方八方に放たれる光弾、超絶飛行するUFOに
       撹乱されるFAST。
ムカイ 「(OFF)地球外飛行体、UFOです!」
アカツキ「(OFF)クソッ! この騒ぎの仕掛人は宇宙人か! 
     隊長!」

36、サワタリ機                          

サワタリ「侵略者に対する回答は決まっている! 各機、陣形U
     のゼロワン!!」

37、上空                             

FAST「了解!!」
       超絶飛行するUFOに対し、体勢を立て直したF
       AST、それを凌駕する冷静な飛行で追尾。
       光弾をかわし、2機、それぞれ急上昇、急下降。
       そして上下から挟み撃ちをするように、マルサイ
       トレーザーを放つ。
       レーザーは寸分の狂いなく同じ一点を打ち抜き、
       UFO、爆発。

38、アカツキ機                          

アカツキ「どうだ!」
ムカイ 「(無線/OFF)しかし・・・・・エターナルが!」
       街を目指すエターナル。
アカツキ「間に合わない!!」

39、地上                             

       リオ達が、肉眼でエターナルを捉える。

40、エターナル内                         

グレン 「チリチリチリ・・・・・」
       勝利を確信し、笑うグレン星人。
ヒダカ 「何がおかしい? グレン星人」
       振り向いた星人、ショットで頭を撃ち抜かれる。
グレン 「なぜだ、お前は灰になったはずだ・・・・・」
       倒れながら星人、灰になって散る。
       燻る煙の中に立つヒダカ。
       炎上したスーツの下に、隊服を着込んでいた。
ヒダカ 「この隊員服は保温、通気性に優れ、燃えない素材でで
     きている。地球の技術を甘く見すぎたな」
       その隊服の中からブレイズタイマーを取り出す。
       フラッシュ・ビーム、変身!

41、東京タワー付近                        

       今にもエターナルがタワーに衝突する。
ハラ  「まずい! ソードに戻れ! 衝突する!」
リオ  「隊長ォ!」
       瞬間、タワーの先が眩く光り、次の一瞬には『エ
       ターナル』を抱えたウルトラマンファイアが公園
       に着地していた。

42、サワタリ機                          

       FASTもファイアの出現を確認する。
サワタリ「またあいつが・・・・・」

43、芝公園                            

       そっと『エターナル』を置くファイア。
リオ  「やっぱり、ウルトラマンですよ! 私達の味方です!」
ハラ  「おお・・・・・」
イヌイ 「ん!? なんか焦げ臭くないっスか?」
ハラ  「む!?」
リオ  「そういえば・・・・・(振り向いて)!!」
       タワーの麓で煙が上がり、(冒頭で少女が連れてい
       た)子犬が恨めしそうにファイアを見上げながら
       燃えている。
子犬  「ウルトラマン・・・・・!」
       子犬から火柱が上がり、周りの建物や木々、さら
       にはソードBLUEを吹き飛ばす。
ハラ  「やァばい、逃げろ!」
       3人が伏せた時、体長50mの巨大グレン星人が
       現れる。

44、道路                             

       両側をビルで挟まれた車線上で、対峙するファイ
       アと星人。
       星人の両手振り回し攻撃を、後退しながらどんど
       ん切り返すファイア。
       タワー、エターナルからだいぶ引き離す。
       劣勢の星人、両手から火炎リング、ファイアの両
       手の自由を封じた。
       星人、ファイアをここぞとばかりに滅多打ちにする。
       鳴り出すカラータイマー。

45、サワタリ機                          

ムカイ 「この温度は!」
サワタリ「何だ?」
       モニターに映るファイアのサーモグラフィー。
ムカイ 「巨人の体温が、6000度近くになっています!」
サワタリ「6000度!? 太陽並か!」
ムカイ 「このまま上昇を続ければ・・・・・」

46、道路                             

ムカイ 「(OFF)メルトダウン・・・・・大爆発を起こします!」
       膝をついて動けないファイア。
       星人、今度は火炎放射で周りのビルを爆破する。
       激しくなるカラータイマーの点滅。
ファイア「ダハーッ!」
       ファイア、手を振り上げ、渾身の力で地面にパンチ!
       火炎リングが吹き飛び、両手が解放される。
       逃げる星人。
       そこへ、ソルゼウム光線発射!
       星人ごと道路沿いに伸びる光線。
ファイア「シュウ!」
       星人を乗せた光線はタワーと同じ高さまで伸び―
       ――星人、青く発光し、花火の如き爆発。
ファイア「シュワッ!」
       高熱で半溶解しているタワーの彼方、空へ帰るファイア。

47、アカツキ機                          

アカツキ「強ェ・・・・」

48、サワタリ機                          

サワタリ「我らの・・・・・紅い巨人か―――」

49、空                              

サワタリ「(OFF)任務完遂、全機帰投せよ!」
       彼方へと飛び行く2機のソード―――

50、地上
                             

       無事、リオ達と再会したヒダカ。
ハラ  「大将、今回も無事だったのはウルトラマンサマサマだ
     ぜ。よっくど感謝しねェとな」
ヒダカ 「ああ、そうだな。ありがたい、ありがたい。こんな所か?」
       大袈裟に拝むヒダカを、笑う一同。
リオ  「宇宙人の目的は何だったのでしょうか」
ヒダカ 「地球を焦土にして・・・・・いや、それは」
       夕日が沈もうとしている。
       その先には既に煌々と電気の灯った街。
ヒダカ 「人類への―――警告さ」
       一人歩いていくヒダカ。          (F・O)

                    《 以下次回 》

⇒次回予告

ガマブラにご感想をありがとうございます

油怪獣ガマブラにご感想をお寄せ頂きありがとうございます。これ以上誉めるところがないくらいあらゆる点をお誉め下さり「一流の怪獣」とのお言葉を頂戴し、妻(怪獣伯爵夫人)ともども嬉しく思っています。妻が「鷹見さんは独学で勉強されたのに、みうらじゅんさんのような有名な方に認めてもらえたなんて凄いですね」と申していました。
「真紅の巨人」読ませて頂きました。読み始めは、大宇宙のルールを無視して勝手に他人の星に探査船を送り込む人類を、宇宙人が懲らしめる話かな?(「宇宙からの贈り物」とか「闇に光る目」みたいな)と思いましたが違いましたね。途中まで読み進めて、ヒダカを宇宙空間に追放してその間にグレン星人が地球を攻撃するのかな?とも思いましたが、これも予想がはずれました。私の予想よりもずっとスリリングで面白く、一気に読めました。エターナル号が東京に向かって落下してくるシーンが手に汗握りましたよ。全体の雰囲気が近未来的でいいですね。ウルトラマンと星人が、青空の下で格闘する様子が目に浮かびます。グレン星人はホタルイカ風ですね。赤い頭部に垂れ下がった頬が印象的です。この先の怪獣も楽しみにしています。
[ 2009/02/06 01:32 ] [ 編集 ]

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