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ゲハラ進化論④

④設計図ゲハラ

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「昨日の感想どうでしたか?」

一生忘れないだろう、生涯の恩人となったNHKのハナ井Dからの
初めての電話。

着ぐるみを作るための下絵を書いてほしいとのこと。


確かに、逆襲篇は勢い重視だったので
顔の細かい部分とか全体の構成とかは
ほとんど毛の下に埋めちゃっていた。


なので
ここで改めて細部まで描くことになった。



口で言えば、「毛だるま」で足りちゃうので楽だが、
いざ細かく作るとなると大変だ。

顔ひとつとっても、平成怪獣はもちろん、初代ゴジラも
ただ単純な恐竜顔なんじゃなくて

微妙な盛り上がりや凹凸、顔パーツの位置関係で
意外と個性がだしていることが分かった。



遠目からみればどうせ真っ黒でおおざっぱに見えるので、
近くに寄ったときにわかる細い仕掛けをいろいろ入れようと画策。

1.ゴジラは「海生は虫類」が怪獣化したものだけど、
  ゲハラはもとはゴルジオスの頃にゴメスを下地にしていたので、
  「哺乳類」の系統にしようと。

  そこで顔に恐竜を使うんじゃなくて、あえて哺乳類で恐竜に近いものを・・・
  いろいろ脳内オーディションを開催したら、
  最終的に「海生哺乳類」のアシカが合格。
  顔のカーブが意外とはまる。ヒゲの生え際のトゲもちょうどいい。
  
  こうしてケーキでいえばスポンジ部分が完成。

2.「日本」の怪獣ということで、
  前からあった幽霊妖怪のイメージに加えて、狛犬獅子舞のイメージを
  まぶたに追加。
  腹の毛の伸び方も歌舞伎から。
  最初期の「黒鬼」のイメージもまぶたの角で居残り。

  これでクリームがのったろうか。

3.オマージュ的な意味で、
  初代ゴジラの「ちょっと下向き」の黒目、
  どうせ毛で隠れちゃうのに、後頭部にはリザードンのような突起、
  平成ガメラのアゴのとげっぽいのを追加。
  
  やっぱり永遠の英雄なので。

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でも最終的に毛をのせて全部隠しちゃうというオチ。


これがどう着ぐるみになるか・・・

実は成田氏も好きだけど、造形の高山良策氏がすごく好きな自分。
デザイン画では「絵+アイディア」だったものを
「存在感」「生物感(いわゆるリアルさ、ナマモノ感とは違う)」にする技術。
実相寺監督の本では色々いわれてたけど、
「生理的に受け付けないように」「おぞましいように」と注文されていた
「ガマクジラ」と「シーボーズ」を、あえてあのように仕上げたから、
今でも愛される怪獣になってるんだと思う。

さて、あえて「不気味」な方向で描いたデザインがどう化けるんだろう。


わくわくしながら 予習がてらに
「大海獣」
「クローバーフィールド」
「サンダ対ガイラ」
を立て続けに見た。
⑤につづく。

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