鬼盤獣 ザンジラス
逆襲篇ゲハラと同時期に描いた一体。
《逆襲》といえばアンギラス、
アンギラスといえば
【四ツ足】【装甲】【古代】と、
東宝系といえば
【生物巨大化】ということで、
三葉虫が怪獣化した姿。
モデルとしては、
古生代の三葉虫の一種
「オンニア」と現生の
カブトガニの丸さを取り入れている。
【ストーリー】
ノロノロ速度と巨大暴風域で、後に「怪獣台風」と呼ばれる超大型台風が迫っていたある夏、深海流の異常な上昇を調査していた研究船が日本海溝付近で消息を絶つ。
「怪獣台風」は関東に接近、暴風域の裏戸島は停電し完全な孤島と化す。山頂に投げ出された調査船、相次ぐ村人の失踪、巨大生物のヌケガラ…続発する事件の犯人は、超深海で独自に進化した三葉虫だった。不気味に左右する触覚で獲物を感知し、暗闇のなか人々を襲う。水圧からの解放とタンパク源のとり過ぎで、急激に脱皮・巨大化。
魚を満載した無人船を追って荒波に消えたと思われたが…船は東京湾に打上げられた。


今はコントラストがズレちゃってるけど、
実は「逆襲篇」と水流のラインがつながるお遊びがあった。